毛周期と脱毛の関係

「先週脱毛サロンに行ったのにもう生えてきた…」

「脱毛して半年経つけど、まだ毛が生えてくる…」

「脱毛の効果っていつ出るの?」

脱毛サロンや脱毛クリニックで脱毛しても、1回の施術で毛がなくなることはありません。

その原因は毛周期です。

毛周期とは、体毛が生え変わるサイクルのことを言い、そのサイクルは毛1本1本でバラバラ。

脱毛サロンで施術をしてもまた生えてくるのは、毛周期の中で効果がないときに施術をしたからです。

ということは、毛周期で脱毛効果が得やすいときに施術をすると、効率的に脱毛をすることができるということ。

今回は、脱毛には欠かせない毛周期の知識と、毛周期を考えて脱毛を早く効果的に進めるポイントを紹介します。

毛周期とは体毛が生え変わるサイクルのこと

毛周期とは、体毛が生え変わるサイクルのことを言い、「成長期」「退行期」「休止期」の3つに分けられます。

毛周期のしくみ

成長期

成長期とは、毛が新しく生え、成長する期間を指します。

毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらって活発に細胞分裂し、毛として太く長く成長していきます。

期間は3週間~1ヶ月ほどです。

退行期

退行期とは、毛の成長が止まり、毛が抜けるまでの期間を指します。

毛母細胞の細胞分裂が停止して毛と毛乳頭が離れ、栄養が供給されなくなって抜ける準備の段階です。

期間は1~2週間ほど。

休止期

休止期とは、毛が毛乳頭から完全に離れて、自然に抜けていく期間を指します。

次の成長期に入るまでの準備期間でもあります。

期間は1~2ヶ月くらいです。

毛周期で脱毛効果が高いのはいつ?

毛周期と脱毛の関係「脱毛効果があるのは成長期だけ」

脱毛して高い効果が得られるのは、成長期のみです!

脱毛のレーザーや光は、メラニンという黒い色素に反応します。

毛母細胞が活発な成長期の毛は、黒色が濃いため、脱毛すると毛乳頭や毛母細胞にまでレーザーや光が届いてダメージを与えることができ、高い脱毛効果が得られるのです。

退行期に脱毛をしても、毛と毛乳頭が離れているため、毛穴奥の毛乳頭や毛母細胞までレーザーや光を届けることができません。

そのため、毛乳頭や毛母細胞に十分なダメージを与えることができず、脱毛の効果は薄くなってしまいます。

休止期に脱毛をする場合、効果はほとんど得られません。

毛が抜けて無い状態のところにレーザーや光を当てても、反応する部分が無いからです。

この場合はレーザーや光がお肌の負担になるだけなのです。

脱毛部位別に異なる毛周期

日本医学脱毛協会によると、パーツごとの毛周期と再生スピードは部位によって異なると言います。

部位ごとの毛周期の特徴

では、なぜ部位によって毛周期が異なるのでしょうか。

それは、体毛が「性毛」「無性毛」に別れているからなのです。

「性毛」とは、第二次性徴に伴って生えてくる毛のことを言います。

ワキ毛やアンダーヘアなどがあり、太くて固く、生えている方向はバラバラ。

毛周期が1~2年と長いものが多く、脱毛完了までには時間がかかります。

「無性毛」とは、性毛以外のすべての毛のことです。

髪の毛やまつげ・眉毛など、子供の頃から生えている毛全般を指します。

毛周期は短いものが多く、脱毛すると効果が得られやすいのが特徴です。

ただし、何度か脱毛に通った方の中には、「ワキやVラインの方が効果を実感している!」という方も多くいます。

それは、性毛のような濃い毛の方が1回の脱毛効果が高く、次の毛がしばらく生えてこないから。

ワキ毛やアンダーヘアなどの性毛は、毛が太く色が濃いので、黒いメラニン色素に反応するレーザーや光の熱が伝わりやすく、確実に毛が抜けます。

また毛周期が長く、一度抜けるとなかなか生えてきません。

無性毛に比べると体感としてツルツルの期間が長いため、効果が出たと感じやすいようです。

しかし、完全に生えてこないレベルにまで脱毛するには、1~2年という長い毛周期を考慮して毛が生え変わるのを待ち、繰り返し照射しないといけないので、性毛は無性毛に比べると完了まで時間がかかることになります。

毛周期に合わせると何回で脱毛の効果を実感できる?

腕に毛が生えている女性

毛周期を考慮して脱毛をする場合、一体何回くらい通えば、ある程度の効果を実感できるのでしょうか。

個人差はありますが、一般的に医療脱毛の場合は5回、サロン脱毛の場合は18回で脱毛が完了する設定です。

そして自己処理がいらない程度の効果を感じられるのは、医療脱毛の場合1回、サロン脱毛の場合6回程度が目安になります。

なぜ1回で脱毛が終わらないのか

そもそも目に見えて生えている毛は、身体全体の毛量の2~3割程度です。

その中で特に脱毛に効果的な成長期の毛は、全体の1~2割しか生えていません。

つまり、1回だけレーザーや光を当てても、その1~2割の毛にしか効果が得られないことになります。

全体の毛に脱毛効果を与えるには、すべての成長期の毛にレーザーや光を当てる必要があります。

そうなると何回も脱毛に通わないといけなくなるのです。

では、どうしてサロン脱毛のほうが医療脱毛より多く通わなくてはならないのでしょうか。

それは、サロン脱毛と医療脱毛の、光とレーザーの照射出力の違いによります(脱毛サロンと医療脱毛クリニックの違い)。

サロン脱毛の場合、1回の出力が低く、効果も低いので、同じ箇所に数回照射が必要です。

毛周期により、医療脱毛でもサロン脱毛でも5~6回で全身をまんべんなく照射できるとすると、サロン脱毛の場合はさらに全身を2~3回繰り返すので全部で18回程度の施術が必要になります。

脱毛はどのくらい間隔を空けるべき?

脱毛は1日にしてならず。

何回も通うとなると、一体どれくらいの間隔を開けて通うのが良いのでしょうか?

一般的には1~3ヶ月が目安とされています。

毛が生えるのが早い人もいれば遅い人もいるように、毛周期には個人差があります。

脱毛を始めたばかりの頃は、まだ頻繁に生えてくるので1ヶ月おき、生えるのが遅くなってきたなと感じたら2~3ヶ月おきに間隔を伸ばしてみると良いでしょう。

自分では脱毛に通う間隔がわからなければ、クリニックやサロンに直接聞きましょう。

次回の予約を取る時の目安となる日にちを教えてもらえるので、その前後で予約を取るのがベストです。

毛周期を無視して脱毛するとどうなる?

脱毛を早く終わらせたくて、毛周期を無視して脱毛サロンに通った場合、十分な脱毛効果が得られません。

1回照射あたりの脱毛効果が高い医療脱毛でも、約半年間で腕とワキの脱毛(腕5回、脇6回)を行ったのに、脱毛をする前と変わらないくらい生えている、という事例もあります。

毛周期を無視して、成長期以外の期間に脱毛をしても、効果が薄いどころか、まったくのムダになってしまうのです。

脱毛サロンやクリニックでは次回施術するのに適切な日を教えてくれる

脱毛サロンやクリニックでは、施術後に毛の様子や肌の様子を見て、次回の施術までに空けるべき適切な期間を教えてくれます。
次の施術がだいぶ先になってしまっても、無視せず指示に従いましょう。

毛周期に合わせて効果的に脱毛するために気をつけること

毛周期に合わせて次の施術の予約をとったら、次はその施術日にきちんと脱毛ができるように肌を整えておきましょう。

お肌の状態が悪いと予約日に施術ができず、毛周期に合わせた脱毛ができない可能性があります。

脱毛期間中に気をつけておきたいのが以下の4つです。

1. 毛周期が狂ってしまうので毛抜きはNG!

毛抜きは毛根から毛をひきちぎって抜いてしまうので、自ら毛周期を破壊する行為です。

抜いた後も、毛乳頭は残っているので、毛は生えてきます。

また、抜くことで痛みや出血を伴ったり、抜いたところから雑菌が侵入して毛穴が炎症を起こすことも。

毛抜きによるお肌へのダメージは相当のものです。

2. 施術ができないので日焼けはNG!

脱毛のレーザーや光は、メラニンという黒い色素に反応します。

日焼けした肌はメラニン色素が沈着した状態で、肌が黒くなりますよね。

つまり日焼けをしていると毛だけでなく肌にも反応してしまい、肌トラブルの危険があるため、施術を断られてしまうこともあるのです。

毛周期的に照射できるタイミングなのに、日焼けのせいで照射できないと、脱毛完了がどんどん先延ばしになってしまいますよ。

3. 乾燥しすぎは脱毛効果を下げるので保湿をしっかりする

脱毛の効果を高める一番の方法は、肌の保湿です。

カサカサの乾燥した肌より、潤ったお肌のほうが、毛が抜けやすくなります。

普段から保湿クリームを塗ったり、特に自己処理後は念入りにケアしましょう。

4. ムダ毛が生えないようにホルモンバランスを整える

口の周りに、ヒゲのような産毛が生えていませんか?

最近は生活習慣の乱れやストレスにより、女性でも男性ホルモンが活発に分泌され、ヒゲが生えてしまう方が増えているそうです。

男性ホルモンには毛乳頭を刺激し、毛母細胞の分裂を促進させて毛の成長スピードを早める働きがあります。

せっかく脱毛の効果が現れて、毛が生えなくなってきたのに、男性ホルモンが増加してまたすぐに毛が生えてきたらイヤですよね。

男性ホルモンを抑制するには、女性であることをきちんと意識することが大切。

仕事に没頭しすぎてメイクやおしゃれをサボリ気味だった方も、たまには口紅を塗ったりワンピースを着るなど、女性らしい行動をしてみましょう。

また男性ホルモンを抑えるには、女性ホルモンを増やすことも効果的。

女性ホルモンを増やすには、普段の生活で、バランスの良い食事を取る・質の良い睡眠を取る・運動して代謝を上げる・趣味などを通してドキドキやワクワクが得られるような適度に刺激のある生活をおくることが大切です。

顔に手をあてている女性

実は毛周期に関係なく脱毛する方法がある

毛周期と脱毛効果について説明しましたが、少し厄介だなと感じた方もいるのではないでしょうか?

「毛周期に合わせて脱毛してたら間に合わない!早く脱毛したい」

「先の予定なんてわからないから毛周期に合わせて脱毛していく自信がない」

このように思った方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなのは、毛周期に関係なく脱毛できるサロンやクリニックを選ぶこと。

一般的な光脱毛やレーザー脱毛は、毛根にある毛乳頭にダメージを与えて脱毛効果を得ます。

毛根に効果的にダメージを与えるには、毛根と毛がしっかりと繋がっている必要があるため、毛周期が大きく関係します。

一方SHR脱毛は毛根ではなく、毛根を包む毛包に照射することで発毛因子がダメージを受けて発毛を抑える脱毛方法です。

毛包への照射は毛周期に関係なく行うことができるため、毛周期を気にすることなく脱毛を進めることができるというわけです。

次の3つのサロンとクリニックではSHR式脱毛を導入しており、毛周期や日焼け肌に関係なく脱毛することができますよ。

SHR式脱毛ができるサロン・クリニック

脱毛と毛周期についてのまとめ

いかがでしたか? 

毛周期と脱毛は密接に関わっています。

毛周期を無視してしまい、脱毛の効果が出なくては時間とお金がもったいないですよね。

脱毛する際は、毛周期についてきちんと理解し、少ない回数で高い効果を実感できるようにしていきましょう!